
ボージョレ・ヌーボーは高すぎる
2010年11月21日
お早うございます、Otottsanです。
Beaujolais Nouveau が解禁されました。
円高のおかげで安くなったというのですが、それでもコンビニやデパートでは、2000〜3000円近くで売られています。
最近は500円以下かで手軽に楽しめるフルボトルの輸入ワインがありますから、かなり高額です。
もともといくらぐらいで手に入るワインなんでしょう。ヨーロッパの友人たちに聞いてみました。
すると、驚きました。4.5〜6ユーロで買えるというんです。1ユーロ=110円として、500〜700円ということになります。
フランス国内だけでなく、周辺のドイツやイタリア、スペインでも同程度のようです。
醸造元のブランドはいろいろあるし、日本まで運んでくる輸送費その他の経費はかかるでしょうから、日本で楽しむには根が張るのは致し方ないとしても、バブル当時と変わらない価格で売られているのはどう見てもヘンです。
解禁日に飲めるのは航空便ですが、これから船便で届くBeaujolais はいったいいくらで飲めるのでしょう。少しは安くなるんでしょうか。
ある友人はこう酷評します。
「Beaujolaisはまずいワインを巧みなmanagementで売っている」
けんもほろろ、wineを呑んでいるのか、それともmanagementを味わっているのか。
Beaujolais Nouveau が解禁されました。
円高のおかげで安くなったというのですが、それでもコンビニやデパートでは、2000〜3000円近くで売られています。
最近は500円以下かで手軽に楽しめるフルボトルの輸入ワインがありますから、かなり高額です。
もともといくらぐらいで手に入るワインなんでしょう。ヨーロッパの友人たちに聞いてみました。
すると、驚きました。4.5〜6ユーロで買えるというんです。1ユーロ=110円として、500〜700円ということになります。
フランス国内だけでなく、周辺のドイツやイタリア、スペインでも同程度のようです。
醸造元のブランドはいろいろあるし、日本まで運んでくる輸送費その他の経費はかかるでしょうから、日本で楽しむには根が張るのは致し方ないとしても、バブル当時と変わらない価格で売られているのはどう見てもヘンです。
解禁日に飲めるのは航空便ですが、これから船便で届くBeaujolais はいったいいくらで飲めるのでしょう。少しは安くなるんでしょうか。
ある友人はこう酷評します。
「Beaujolaisはまずいワインを巧みなmanagementで売っている」
けんもほろろ、wineを呑んでいるのか、それともmanagementを味わっているのか。
ピューリタンになった日本人
2010年09月21日
おはようございます、Otottsanです。
今年は暑い暑い夏でしたが、ドイツ人の友だちは「雨ばかりで、さんざんだった」とこぼしています。
というのも、友だちは夫婦そろってヌーディストだからです。
ドイツには各地にヌーディストのための湖や池などがあって、思い思いに夏を楽しむのだそうです。
「人前で裸になるのは違法ではないの? 日本だと捕まってしまう」
ドイツは違うんですね。
「違法だなんて、信じられない。フランスだってそんなことない」
友だちは「日本はおかしい」といわんばかりです。
日本も戦前はじつに大らかで、人前で裸になることをとがめられることもなかったのに、どうやら敗戦後、占領軍の政策で変わってしまったようです。
「日本人はキリスト教世界の人たち以上にピューリタンになった」
友だちは笑い転げました。
今年は暑い暑い夏でしたが、ドイツ人の友だちは「雨ばかりで、さんざんだった」とこぼしています。
というのも、友だちは夫婦そろってヌーディストだからです。
ドイツには各地にヌーディストのための湖や池などがあって、思い思いに夏を楽しむのだそうです。
「人前で裸になるのは違法ではないの? 日本だと捕まってしまう」
ドイツは違うんですね。
「違法だなんて、信じられない。フランスだってそんなことない」
友だちは「日本はおかしい」といわんばかりです。
日本も戦前はじつに大らかで、人前で裸になることをとがめられることもなかったのに、どうやら敗戦後、占領軍の政策で変わってしまったようです。
「日本人はキリスト教世界の人たち以上にピューリタンになった」
友だちは笑い転げました。
浴衣を脱いで、スーツを着なさい
2010年08月16日
こんばんは、Otottsanです。
友人のクリエーターが浴衣を作りました。伊藤若沖のニワトリの絵がモチーフで、友人の自慢の逸品です。
その浴衣を着て、外国人がよく集まるボールルームに出かけたら、イギリス人が声をかけてきました。
「ここでは浴衣はふさわしくない。スーツでドレスアップすべきだ」
いかにもバカにしたようないい方です。七つの海を支配したイギリスの歴史と文化こそが最高だといわんばかりです。
友人が丹精込めた浴衣をからかわれて、このまま引き下がるわけにはいきません。私はムキになって反論しました。
「浴衣をバカにしているのか? イギリスの文化がそんなに優れているのか? イギリス人はオーストラリアで何をしたのか? ほかの文化を尊重するどころか、アボリジニから二束三文で土地を奪い、彼らを家畜のごとく殺戮したのではないか? それがあなた方のやり方ではないか? なぜ浴衣が悪くて、スーツがいいのか?」
思わぬ反撃を食らって、イギリス人は謝りだしました。
でも、私の怒りは収まりません。「16年、日本にいたことがある」というのですから、なおのことです。それほど長い滞日体験があって、日本文化の価値が理解できないのか、と悲しくなりました。イギリス人の英語の乱れも気になりました。
「あなたの国には美しい言葉がある。クイーンズ・イングリッシュを話すべきだ。自分の国の文化を大切にすべきだ。そして他国の文化を尊重すべきだ」 Read More...
友人のクリエーターが浴衣を作りました。伊藤若沖のニワトリの絵がモチーフで、友人の自慢の逸品です。
その浴衣を着て、外国人がよく集まるボールルームに出かけたら、イギリス人が声をかけてきました。
「ここでは浴衣はふさわしくない。スーツでドレスアップすべきだ」
いかにもバカにしたようないい方です。七つの海を支配したイギリスの歴史と文化こそが最高だといわんばかりです。
友人が丹精込めた浴衣をからかわれて、このまま引き下がるわけにはいきません。私はムキになって反論しました。
「浴衣をバカにしているのか? イギリスの文化がそんなに優れているのか? イギリス人はオーストラリアで何をしたのか? ほかの文化を尊重するどころか、アボリジニから二束三文で土地を奪い、彼らを家畜のごとく殺戮したのではないか? それがあなた方のやり方ではないか? なぜ浴衣が悪くて、スーツがいいのか?」
思わぬ反撃を食らって、イギリス人は謝りだしました。
でも、私の怒りは収まりません。「16年、日本にいたことがある」というのですから、なおのことです。それほど長い滞日体験があって、日本文化の価値が理解できないのか、と悲しくなりました。イギリス人の英語の乱れも気になりました。
「あなたの国には美しい言葉がある。クイーンズ・イングリッシュを話すべきだ。自分の国の文化を大切にすべきだ。そして他国の文化を尊重すべきだ」 Read More...
Japan is cool!!
2010年06月27日
お早うございます。Otottsanです。
SLの魅力は、何といっても世界中の人と直接、お話ができること、のみならずダンスやそれ以上のことをいっしょに楽しめることです。
相手の個性のみならず、それぞれのお国柄や文化を肌で感じられるのは楽しいことです。
Where did you come from?
などと聞くと、いろんな国の名前が飛び出します。アメリカ、カナダからドイツ、イタリアなどのヨーロッパの国々、東南アジアの人たちとも話をすることがあります。
意外に多いのはブラジルです。逆に少ないのは、ロシア、そして中国です。
こちらが I from Japan. と自己紹介すると、たいへん面白いことに、いつも同じ言葉が返ってきます。
Cool!!
つまり、日本人であることが「かっこいい」というんですね。
最初は誰にでもいう外交辞令かと思いました。しかしお世辞ではないんですね。海外の人たちは、私たち日本人が意外に思うほど、日本を「かっこいい」と思っているんです。
いったい何が「かっこいい」のか? 何人かの人に聞いてみました。
すると、これまた一様に「歴史」という返答が返ってきます。何千年も前から1つの国としてまとまった長い歴史が続いている。それが「かっこいい」というんです。
たしかにいわれてみれば、日本ほど歴史の長い国は、ほかに例がありません。
日本人はあまりに当たり前すぎて、ほとんど自覚することがない、日本という国の世界にまれなる歴史の連続性を、海外の人たちは正確に理解し、高く評価し、憧れを感じているのです。
海外の人たちと接し、その鏡を通して明確に見えてくる、私たちの自画像です。
SLの魅力は、何といっても世界中の人と直接、お話ができること、のみならずダンスやそれ以上のことをいっしょに楽しめることです。
相手の個性のみならず、それぞれのお国柄や文化を肌で感じられるのは楽しいことです。
Where did you come from?
などと聞くと、いろんな国の名前が飛び出します。アメリカ、カナダからドイツ、イタリアなどのヨーロッパの国々、東南アジアの人たちとも話をすることがあります。
意外に多いのはブラジルです。逆に少ないのは、ロシア、そして中国です。
こちらが I from Japan. と自己紹介すると、たいへん面白いことに、いつも同じ言葉が返ってきます。
Cool!!
つまり、日本人であることが「かっこいい」というんですね。
最初は誰にでもいう外交辞令かと思いました。しかしお世辞ではないんですね。海外の人たちは、私たち日本人が意外に思うほど、日本を「かっこいい」と思っているんです。
いったい何が「かっこいい」のか? 何人かの人に聞いてみました。
すると、これまた一様に「歴史」という返答が返ってきます。何千年も前から1つの国としてまとまった長い歴史が続いている。それが「かっこいい」というんです。
たしかにいわれてみれば、日本ほど歴史の長い国は、ほかに例がありません。
日本人はあまりに当たり前すぎて、ほとんど自覚することがない、日本という国の世界にまれなる歴史の連続性を、海外の人たちは正確に理解し、高く評価し、憧れを感じているのです。
海外の人たちと接し、その鏡を通して明確に見えてくる、私たちの自画像です。